年間カレンダーに「節月カレンダー」を追加しました

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年間カレンダーに「節月カレンダー」を追加しました。

節月とは二十四節気の「節」で月を分割した場合の月の呼び方です。二十四節気の最初の節の「立春」が正月節であり、節月の一月に当たります。旧暦は月の満ち欠けに基づき月を分けるため、節月とは月の期間が異なります。

また、二十四節気といっても太陽の角度で均等に24等分する「定気法」と1太陽年の時間で24等分する「平気法」がありますが、現在用いられているのは、やっかいな定気法の方です。

地球が太陽の周りを回る公転の軌道は正円ではなく楕円です。そのため角度で均等に分けてしまうと、各角度ごとの地球の公転速度は異なる(つまり地上から見ると太陽が同じ角度を進むのに時期によってかかる時間が異なる)ため、月の日数も異なってきます。

定気法を考えた当時の人は地球の周りを太陽が回っており(地動説が広まったのは18世紀後半から)、その速度は一定だと思ったのかもしれませんが、平気法を用いるべきでした。平気法であれば時間で割るため月の日数は一定です。

二十四節気と節月は実質同じもの(節気で表すか月で表すかの違い)ですが、人によっては「次の節月の八月はいつか?」を知りたい場合もあるかもしれず、その場合いちいち二十四節気と節月の対応表を探すのは面倒であるため、節月は節月で独立したカレンダーとしてあった方が良いと思い作成しました。

公開日時:2024年03月15日 23:20:40
最終更新日時:2024年03月16日 10:57:30

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